2014年05月20日

2014年 5月20日(火)の「日本絵画の魅惑」展(後期)

2014. 5.20(火)、まず、有楽町駅近くの「日比谷公園」の「バラ」の花の撮影後、今度は「出光美術館」に行き、「日本絵画の魅惑」展を観てきました。

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この展覧会、前期と後期に分かれており、前述のごとく前期は既に観ていますので、本日は後期を観たと言う訳です。この展覧会、前期と後期とでは展示しているものが異なり、また、同じ物でも、別の場面が展示されていると言う訳で、事実上、2つの展覧会を無理に1つにしたと言う感じです。開場の10時直後に入ったこともあり、観客の入りは少な目で、伸び伸びした感じで観ることができました。

第1室では観るべきものはありませんでしたが、第2室の六曲一双の「祇園祭礼図屏風」はううん、現在の祇園祭に似ているが、見物客の数は圧倒的に少ないなあと思いました。二曲一隻の「桜下弾絃図屏風」は若い女性3名と女童2名が描かれている華やかなもので、この展覧会で最も素晴らしいものでした。と言っても、当時の美人の基準と私の美人の基準が異なっているのは仕方がありませんが。六曲一双の「阿国歌舞伎図屏風」は、絵の中の見物人が非常に少ないには驚きました。

第3室では、掛け軸「喜多川歌麿:娘と童子図」は中々でしたが、この付近には浮世絵の肉筆画が何点かあり、それを観て思ったことは、遊女(花魁)達がお腹のところで帯を結んでいるのは、もしかして、妊娠しているように見せる、すなわち、豊穣の象徴ではと思いました。また、六曲一双の「酒井抱一:八ッ橋図屏風」はその大きさといい、図柄といい、大傑作で、先程の「桜下弾絃図屏風」と共に、本日、最高のものでした。後は、巻物「英一蝶:四季日待図巻」は料理している場面、踊っている場面等、楽しそうな感じで、観ているとニコニコしてしまうものでした。なお、六曲一双の「長谷川等伯:波濤図屏風」は波の形が現代絵画ではないかと思うような斬新なものだったのには驚きました。

この展覧会、6/8(日)まで行われていますので、興味がある方は行かれて下さい。

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ラベル:出光美術館
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2014年04月20日

2014年 4月17日(木)の「大江戸と洛中 〜アジアのなかの都市景観〜」展

2014. 4.17(木)、両国駅近くの「江戸東京博物館」にて「江戸東京博物館 会館20周年記念特別展 大江戸と洛中 〜アジアのなかの都市景観〜」を観てきました。

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11時に中に入館したのですが、混み方は適度で、観やすい状態でした。

さて、感想ですが、全体としては冴えないものでした。と言うのは、メインの展示品が絵のように描かれた世界地図とか、あるいは、日本地図とか、あるいは、都市の図面とかで、私が好きな、所謂、絵が少なかったからです。その上、文字と言うか、文章だけのも多かったですし。加えて、明治4年に撮られたガラス原板による写真もありましたが、そのままの展示ですので、白黒反転している状態の上、傷やヒビが顕著で、これはこれでいいから、きちんとしたプリント、それもパソコンで修正したものを見せろと言いたくなりました。

と言う状態でしたが、それでも、「東海道五十三次図屏風」は屏風に幾つかの宿場の様子が描かれているものでしたが、なるほど、昔の宿場はこんなに小さかったのだなあと思いました。

また、「洛中洛外図屏風」は京都の有名な寺社が描かれているのものですが、今はもう無い「神泉院」には朱色の塔まで描かれているのには驚きました。また、「金閣寺」も朱色になっています。今は無き「方広寺」の大仏殿は巨大で素晴らしいですし、「清水寺」も舞台造りで描かれていますが、朱色には描かれていませんでした。これ以外には「日光御遷坐式図巻」も武士や僧侶達が色々な場所に描かれていて、なるほど、こう言うものだったのかと思いました。

後、金属製の「台徳院銅製燈籠」は実に立派なものでした。

と言うことで、この展覧会、5/11(日)までですので、ご興味ある方、ぜひ、いかれて下さい。

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2014年04月17日

2014年 4月15日(火)の「日本の美・発見IX 日本絵画の魅惑」展

2014. 4.15(火)、有楽町駅近くの「出光美術館」にて「日本の美・発見IX 日本絵画の魅惑」展を観てきました。

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10時半頃に入ったのですが、混み方はまあまあで、観やすかったです。

さて、感想ですが、ちょっと、ガッカリしました。と言うのは、何だか、適当に集めたものを分類して展示したと言う感じで、ポリシーとかが全く感じられなかったからです。この美術館は3つの部屋から成り立っていますが、最初の部屋は全く観るもの無しでした。第2室では以前にもどこかの展覧会で観た「江戸名所図屏風」、これは江戸を地図的に描いたもので、寛永寺、湯島天神、神田明神等、今でも同じ場所にある神社やお寺が載っているのがいいです。特に、旧吉原や歌舞伎座の様子(歌舞伎座は屋根がありません)が面白いです。また、現在の「新橋」には橋はありませんが、昔は橋があったのですね。後、第二次世界大戦後に橋が無くなった「京橋」も描かれていますし。それ以外では、「世界地図・万国人物図屏風」は今でも通じるような世界地図が描かれているのですが、北海道が変な形の上、かなり、ユーラシア大陸寄りなのが、おかしな感じです。

第3室はもっともまともで、まずは、掛軸「勝川春章:桜下三美人図」は桜の花がほとんど白なのはちょっと困りものですが、女性3人が綺麗です。「歌舞伎図<表>・花鳥図<裏>」は6曲1双の小さな屏風で、枕屏風なのかなあと思ったのですが、裏面の松と白梅、川と紅梅と言う風景画がいいです。表の歌舞伎の様子は普通のできだと思いましたが。

また、「東京国立博物館」の「平成館」で「俵屋宗達:風神雷神図屏風」が展示されており、加えて、「本館」にて「尾形光琳:風神雷神図屏風」も展示されていることに対抗しているのではと思いますが、ほぼ同じ構図の「酒井抱一:風神雷神図屏風」もありました。しかしながら、こちらは風神・雷神がユーモラス過ぎて、3つの中では最も劣っていると思いました。それにしても、以前にどこかの博物館か美術館で上記3つのそろい踏み、すなわち、同時展示を観たことがありますが、場所が違うとは言え、3つのほぼ同時に観ることができるのですね。

なお、この展覧会は6/8(日)まで行われておりますので、ご興味がある方、行かれて下さい。

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ラベル:出光美術館
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2014年04月08日

2014年 4月 8日(火)の「東京国立博物館」の「特別展 栄西と建仁寺」

2014. 4. 8(火)、上野駅近くの「東京国立博物館・平成館」にて「特別展 栄西と建仁寺」を観てきました。

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開門の10分前に着いたのですが、並んで待っていたのは20名程度で、開門時ででも計50程度と寂しいものでした。しかしながら、開場の30分後にはかなりに人が見ていました。

さて、感想ですが、全体としてはつまらなかったです。その理由は、保存状態の悪いものが多く、ままあの状態のものは最後の部屋に展示してあったもの位であったこと、そして、お経等の文字だけのものが多かったことが上げられます。また、勿論、沢山あった僧侶の彫像や絵像なんてものも興味がありませんし(ところで、この手のものって、弟子が師を忍んで作らせるのでしょうか)。

その中では、最初の部屋にあった「四頭茶会所用具」は大きな部屋を再現し、かつ、本物か偽物かわからなかったのですが、襖等も再現しているので、なかなかの見ものでした。

秀吉の妻だったねねが着ていたと言う「打掛 亀甲花菱模様縫箔 高台院所用」は金糸を使った素晴らしいものでした。

「海北友松:竹林七賢図」は横幅の広い掛け軸が10幅もあるもの非常に大きなものなのですが、展示してあったのは6幅でした。それにしても、この七賢人って、生きていたのですから、食べ物を作ったり、着る物を洗濯したりする人がきっといたのでしょうね。そう考えると、単なる遊び人と言うか、暇人とでも言うべきだと思っています。

また、同じ作者による「海北友松:雲龍図」も横幅の広い掛け軸が8幅もあるもの非常に大きなものなのですが、展示してあったのは4幅のみで、大きな龍の顔が書かれているもので、なかなかの迫力でした。

反対側の部屋に入って、「伝観音菩薩座像」は金色の厨子に入っているもので、観音像の表情が良かったです。

「狩野山雪:唐人物図座屏」は亀の上に男が乗っている図が描かれているのですが、ユーモラスに感じました。

「伊藤若沖:雪梅雄鶏図」は今描いたのではと思うほど、保存状態が良い掛け軸で、鮮やかな色彩が素晴らしく、特に、幹に積もっている雪が良かったです。

「白隠:百寿福禄図」も掛け軸で、中央の福禄寿の絵が気持ち悪いのですが、それでも中々でした。

「法観寺参詣曼茶羅」は八坂神社、八坂の塔、清水寺、六波羅、鳥辺野等が描かれている大きな掛け軸で、先日まで京都に行っていた私は、ううん、当時と今とそれほど変わっていないのだなあと思いました。でも、今のお寺はほとんど木が黒っぽくなった色ですが、当時のお寺が朱色に塗られていたことがよくわかります。また、八坂の塔も、昔は太子堂とか八坂鎮守、八坂楼門があったのですね。

「院達:小野篁・冥官・獄卒立像」は大きな彫像ですが、特に小野篁の姿が圧倒的です。

後は、この展覧会の目玉である「俵屋宗達:風神雷神図屏風」ですが、これは最後にありました。風神がいいですね。また、本館の「狩野晴川院<養信>:源氏物語絵合・胡蝶図屏風」も中々でした。

なお、この後、本館での平常展も観てきましたが、2階に「尾形光琳:風神雷神図屏風」が展示してありました。私は俵屋宗達のものより、こちらの方が好きです。

この展覧会、5/18(日)までですので、ご興味ある方はいらして下さい。

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2014年03月19日

2014年 3月15日(土)の「朝倉彫塑館」

2014. 3.15(土)、日暮里駅近くの「朝倉彫塑館」に行ってきました。ここ2回目ですが、どんな所だったか、すっかり、忘れていました。

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まず、驚いたことが靴を脱いから中に入ることで、靴は布製手提げ袋に入れます。そして、まずは、鉄筋のビル内の展示室、そして、中庭を囲む日本家屋と小さな展示室、また、日本家屋、ここより、2階に上がって更に展示を見て、更に屋上まで上がります。私は、てっきりビルだけだと思って(記憶して)いたので、日本家屋の中を歩くのが意外でした。なお、1ヶ所のみですが、以前に見た記憶があった場所、これ、天井までの本棚がある部屋なのですが、そこに入った時に以前に見たことを思い出しました。

肝心の作品、すなわち、銅像ですが、残念ながら私の趣味のものはありませんでした。

それにしても、ここの困った所は、撮影が禁止のことです。まあ、銅像等は撮影禁止でかまいませんが、何で、中庭まで撮影禁止なのかさっぱりわかりません。さすがに屋上は撮影禁止ではないと思いますが、逆に撮影したいとは思いませんでしたし。

と言うことで、残念ながらと言ったところでした。

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ラベル:朝倉彫塑館
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2014年02月09日

2014年 2月 6日(木)の「日本伝統工芸展60回記念 人間国宝展」

2014. 2. 6(木)、上野駅近くの「東京国立博物館」で開催されている「日本伝統工芸展60回記念 人間国宝展 生み出された美、伝えゆく技」を見てきました。

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実は、「クリーブランド美術館展」(東京国立博物館)・「人間国宝展」(東京国立博物館)・「世紀の日本画」(東京都美術館)の3展覧会分の前売券が、限定5,000枚・1,000円で販売されていたので入手し、既に2つは行ったので、今回はそれの最後と言う訳です。

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開館の10分過ぎの9:40頃に中に入りましたが、ガラガラの状態で、特に、後半の部屋では見ているのは私1人と言う状態でした。しかしながら、それでも、10:20頃になると人の数が増えてきました。

さて、感想ですが、全体的にはつまらなかったです。すなわち、日本橋三越百貨店で毎年行われている「日本伝統工芸展」を博物館で開催したものと言う感じです。しかしながら、それでも、「広沢:志野茶碗」は形が中々良く、加えて、まるでうまく作ったプラスティック製みたいな感じの肌触りが面白かったです。「松原定吉:地白江戸風物文着尺」は明治時代の新橋停車場、江戸橋等が単色の版画風で描かれているもので、これがこの展覧会では最も良かったです。後は、「羽田登喜男:友禅訪問着・百花斉放」が淡い色彩でまあまあでした。なお、なぜか、多分、あまり、良い物が無かったためなのでしょうが、人間国宝が作ったものではない江戸時代以前のものも結構な数、展示されていて、その中では「片輪車蒔絵螺鈿手箱」や「御所車蒔絵硯箱」が素晴らしかったです。また、会場の外、すなわち、平常展の入場料で入れる場所ですが、そこで、「特別陳列 人間国宝の現在」展が行われており、そこでは50点以上が展示されていましたが、いずれも私の趣味ではありませんでした。

その後、平常展(本館)も観ましたが、「雪舟:秋冬山水図」の掛け軸がありました。

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これ、以前に観たこともありますが、前回と同様に、あまりに小さいのに驚きました。

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イメージ的には1m位の感じなのですが。後は、「東洋館」に行き、ガンダーラの石仏を観ましたが、こちらはいいですねえ!

と言うことで、3展覧会で1,000円、すなわち、1展覧会=333円で行くことができたので、その金額を考えれば大満足でした。

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2014年01月30日

2014年 1月28日(火)の「日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画」

2014. 1.28(火)、上野駅近くの「東京都美術館・企画展示室」にて「日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画」を観てきました。

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本日は開室後20分の9:50頃に中に入ったのですが、先日の東京国立博物館と同様にガラガラで非常に観やすかったです。

さて、感想ですが、地下1階の部屋では、以下が良かったです。

谷の上に紅葉が描かれている大きな掛軸「橋本雅邦:白雲紅樹」が中々、良い感じでした。また、大きな梅の木が描かれている6曲1双の金屏風「下村観山:弱法師」は梅の木が素晴らしく、また、左側の大きな夕日?もいいのですが、右側の老婆は不用ではと思いました。と言っても、ここに若い美しい女性を描いたら、梅の木は負けてしまうので、梅の木を際立たせるために描いていることはわかるのですが。後は、絵「安田靫彦:飛鳥の額田王」は中国風過ぎるが、中々でした。一方、絵「小林古径:楊貴妃」は楊貴妃の顔が気持ち悪過ぎでした。2枚の大きな掛け軸「横山大観:遊刃有余地」も中々素晴らしいですし、また、「下村観山:天心岡倉先生画稿」も中々でした。そして、この展覧会で最も素晴らしかったのが2曲1双の屏風「下村観山:白狐」で、静かな林の中にいる白い狐を描いたものですが、画面から静かさが伝わって来るものでした。

エスカーレーターで1階の部屋に行くと、絵巻物「小林古径:竹取物語」があり、かぐや姫や侍女、家来達が天に昇っていく所がその鮮やかな色彩と共に素晴らしかったです。このほか、絵「平山郁夫:祇園精舎」は体の周りが金色に輝いている男達を描いたものですが、それでも、荘厳な感じが良いですし、4曲1隻の「篝火」はその篝火の部分が素晴らしいですし、在りし日の宇治平等院を描いた掛け軸「小林古径:阿弥陀堂」もなるほど、平等院の創建当時はこんな感じだったのかと思わせるものでした。なお、6曲1双の屏風「下村観山:紅葉」は紅葉しているモミジの葉の彩度が高過ぎで不自然過ぎる感じでした。また、部屋の最後の方は洋画になっていました。

更にエスカレーターで2階の部屋に上がりますが、こちらはそのほとんどが洋画でした。ううん、この展覧会、タイトルが「世紀の日本画」ですので、てっきり、日本画のみと思っていたら、どうやらそうではなくて、日本人によって描かれた絵と言うことのようです。この中では、古代エジプトの絵風の「岩橋英遠:神々とファラオ」が中々でした。

後、私が最近、読んだ小説の準主人公が京都の舞妓だったのですが、その舞妓を描いた絵が2階には2枚、すなわち、「速水御舟:京の舞妓」と「小倉遊亀:舞妓」がありましたが、前者は「ええっ、こんな年取っていて、嫌な感じのオバサンが舞妓?」と言う感じでしたし、後者は綺麗ではないので、ガッカリでした。やはり、小説の中の方が自分の想像ですので、遥かに美しいですね。

と言うことで、本日は気に入った「下村観山:白狐」の絵葉書を出口の所のショップで入手しました。

なお、この展覧会は「前期:1/25(土)〜2/25(火)」、「後期:3/1(土)〜4/1(火)」となっていますが、何と総とっかえだそうですので、全部を観るには、前期、後期共、行く必要があるそうです。

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ラベル:世紀の日本画
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2014年01月17日

2014年 1月17日(金)の「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」

2014. 1.17(金)、上野駅近くの「東京国立博物館」で行われている「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」に行ってきました。

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会場はいつもの通りに「平成館」なのですが、いつもはエスカレーターを登った2階の左右の計4室を使うのに、今回は左側の2室のみと言うこぢんまりとしたものです。また、いつもは博物館の開門直前に行き、開門と同時に入るのですが、本日は10分遅れの9:40に門前に着き、中に入りました。会場はガラガラで、非常に観やすかったです。

さて、感想ですが、ガッカリでした。展示されてるのは50点程度と少ないのはともかく(その代わりに、掛け軸、巻物、屏風等、大きなものが多かったです)、保存状態の良くないものが多く、観て美しいと思うようなものは皆無でした。その中で、まあまあだったのは「河鍋暁斎:地獄太夫図」の掛け軸(と言っても、今回の展示品では最も新しい明治時代のものでした)と、洋画風の馬が描かれている「?:厩図屏風」の六曲一双の屏風位でした。また、西洋人による油絵が4点あったのですが、その中では「ルソー:トラとバッファローの戦い」がまあまあでしたが、「雪村周継:龍虎図屏風」に描かれていた猫みたいな感じの虎が、このルソーの絵にも描かれていたのには笑ってしまいました。もしかして、当時はジャポニズムだったので、日本のものを真似たのかもと思いました。

なお、その後は勿論、本館に行きました。本日は本館1階の左半分は閉鎖中でしたが、それでも、やはり、ガッカリ展示の後に、1階右の仏像の所に来ると、ホッとします。本館では正月から1月下旬にかけては特別展示があるのですが、今年は2階で「長谷川等伯:松林図屏風」が展示されていました。いやあ、素晴らしいです! 本日、最高の見物でした。これを観るだけでも、本日、行った甲斐がありました。

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2013年12月01日

2013年11月29日(金)の「江戸の狩野派 -優美への革新」展

2013.11.29(金)、有楽町駅近くの「出光美術館」にて開催されている「江戸の狩野派 -優美への革新」展を観てきました。

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お昼近くに行ったのですが、結構、観ている人が多いのには驚きました。

さて、感想ですが、第1室には六曲一双の屏風や、掛け軸等があったのですが、墨絵風のものが多く、また、古く見えすぎで、私の趣味のものはありませんでした。第2室でも第1室と同様に、六曲一双の屏風や、掛け軸等の展示でしたが、掛け軸「狩野尚信:猛虎図」がユーモラスな感じの虎が描かれていたので、笑ってしまいました。そして、第3室になり、ようやく、色が付いた絵、すなわち、大和絵等が描かれた六曲一双の屏風や、掛け軸等になり、ここが最も良かったです。すなわち、六曲一双の屏風「狩野探幽:源氏物語 賢木・澪標図」が素晴らしい美しさでした。これ、有名なもので、以前にも観たことがありますが、須磨の海岸に光源氏がお礼に来た場面で、海上には明石の上が乗っている小舟も描かれています。後は六曲一双の屏風「狩野永納:遊鶴図屏風」が中々良かったです、これは鶴と背景に牡丹の花や松が描かれているものです。また、六曲一双の屏風「狩野安信:松竹に群鶴図屏風」も良かったです。これ以外に、「狩野養信:江戸城本丸等障壁画絵様」は部屋の襖の絵の下書きで、部屋全体の襖絵が全部観られるようになっていたのは興味深かったです。

と言うことで、本日の見物は「狩野探幽:源氏物語 賢木・澪標図」でした。

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ラベル:出光美術館
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2013年10月28日

2013年10月24日(木)の「ターナー展」

2013.10.24(木)、上野駅近くの「東京都美術館」にて「ターナー展」を観てきました。

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開場直前の9:30頃に着きましたが、並んでいたのは50名程で、すぐに中に入れました。しかしながら、並んでいた内の半分程しか「ターナー展」に入らなかったようで、地下のターナー展の展示室に入ると、中に居たのは20名強と言ったところでした。

さて、まずは地下1階ですが、水彩画や小さな油絵が多く、その中でまあまあだと思ったのは印象派風の油絵「月光、ミルバルクより眺めた習作」と、大作の油絵「ディドーとアエネアス」でした。「ディドーとアエネアス」と言えば、ヘンリー・パーセルの歌劇「ディドーとエネアス」の中のアリアを思い出させますが、描かれている女性が美人ではないのが残念でしたが、全体的に古代ローマ風の情景は素晴らしかったです。後は大きな油絵「イングランド:リッチモンド・ヒル、プリンス・リージェント(摂政王太子)の誕生日」もワットー風のドレスで中々良かったのですが、描かれている女性達が美しくはないのが残念でした。

エスカレーターで1階に行くと、「ヴァティカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って回廊装飾のための絵を準備するラファエロ」の横3m位の大きな油絵がありました。外が見下ろせる建物の中央に男女、そして、ラファエロの絵、背景にはローマの街と言う構図で、今回の展覧会で最も素晴らしいと思いました。また、描かれているラファエロの絵が丸い感じの額に入った聖母子像と言うのも、観ていてニコニコしてしまいました。また、その隣にあった大きな油絵「レグルス」はまぶしい光の柱みたいなものが素晴らしい効果でした。ここにも、水彩画等もありましたが、それを含めて、他は私の趣味ではありませんでした。

そして、更に上がり、2階に行きますが、こちらは訳のわからない現代絵画みたいな感じのものを含め、私の趣味のものはありませんでした。

と言うことで、この展覧会、1階のエスカレーターを登った所が最も素晴らしかったです。

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