2013年12月01日

2013年11月29日(金)の「江戸の狩野派 -優美への革新」展

2013.11.29(金)、有楽町駅近くの「出光美術館」にて開催されている「江戸の狩野派 -優美への革新」展を観てきました。

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お昼近くに行ったのですが、結構、観ている人が多いのには驚きました。

さて、感想ですが、第1室には六曲一双の屏風や、掛け軸等があったのですが、墨絵風のものが多く、また、古く見えすぎで、私の趣味のものはありませんでした。第2室でも第1室と同様に、六曲一双の屏風や、掛け軸等の展示でしたが、掛け軸「狩野尚信:猛虎図」がユーモラスな感じの虎が描かれていたので、笑ってしまいました。そして、第3室になり、ようやく、色が付いた絵、すなわち、大和絵等が描かれた六曲一双の屏風や、掛け軸等になり、ここが最も良かったです。すなわち、六曲一双の屏風「狩野探幽:源氏物語 賢木・澪標図」が素晴らしい美しさでした。これ、有名なもので、以前にも観たことがありますが、須磨の海岸に光源氏がお礼に来た場面で、海上には明石の上が乗っている小舟も描かれています。後は六曲一双の屏風「狩野永納:遊鶴図屏風」が中々良かったです、これは鶴と背景に牡丹の花や松が描かれているものです。また、六曲一双の屏風「狩野安信:松竹に群鶴図屏風」も良かったです。これ以外に、「狩野養信:江戸城本丸等障壁画絵様」は部屋の襖の絵の下書きで、部屋全体の襖絵が全部観られるようになっていたのは興味深かったです。

と言うことで、本日の見物は「狩野探幽:源氏物語 賢木・澪標図」でした。

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2013年10月28日

2013年10月24日(木)の「ターナー展」

2013.10.24(木)、上野駅近くの「東京都美術館」にて「ターナー展」を観てきました。

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開場直前の9:30頃に着きましたが、並んでいたのは50名程で、すぐに中に入れました。しかしながら、並んでいた内の半分程しか「ターナー展」に入らなかったようで、地下のターナー展の展示室に入ると、中に居たのは20名強と言ったところでした。

さて、まずは地下1階ですが、水彩画や小さな油絵が多く、その中でまあまあだと思ったのは印象派風の油絵「月光、ミルバルクより眺めた習作」と、大作の油絵「ディドーとアエネアス」でした。「ディドーとアエネアス」と言えば、ヘンリー・パーセルの歌劇「ディドーとエネアス」の中のアリアを思い出させますが、描かれている女性が美人ではないのが残念でしたが、全体的に古代ローマ風の情景は素晴らしかったです。後は大きな油絵「イングランド:リッチモンド・ヒル、プリンス・リージェント(摂政王太子)の誕生日」もワットー風のドレスで中々良かったのですが、描かれている女性達が美しくはないのが残念でした。

エスカレーターで1階に行くと、「ヴァティカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って回廊装飾のための絵を準備するラファエロ」の横3m位の大きな油絵がありました。外が見下ろせる建物の中央に男女、そして、ラファエロの絵、背景にはローマの街と言う構図で、今回の展覧会で最も素晴らしいと思いました。また、描かれているラファエロの絵が丸い感じの額に入った聖母子像と言うのも、観ていてニコニコしてしまいました。また、その隣にあった大きな油絵「レグルス」はまぶしい光の柱みたいなものが素晴らしい効果でした。ここにも、水彩画等もありましたが、それを含めて、他は私の趣味ではありませんでした。

そして、更に上がり、2階に行きますが、こちらは訳のわからない現代絵画みたいな感じのものを含め、私の趣味のものはありませんでした。

と言うことで、この展覧会、1階のエスカレーターを登った所が最も素晴らしかったです。

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2013年10月26日

2013年10月22日(火)の「特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美」

2013.10.22(火)、上野駅近くの「東京国立博物館」で行われた「特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美」を観てきました。

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開場の10分前の9:20頃に着いたのですが、門前の並んでいた人は20名程度で、開場直前でも50、60名程度と思ったより空いていました。そして、9:30になり、係員の誘導も下、列を崩さないようにして平成館まで行き、中に入りました。

さて、感想ですが、つまらなかったです。と言っても、目玉の洛中洛外図は素晴らしかったのですが、残りの障壁画はつまらなかったです。その上、洛中洛外図屏風は4双しかないのに、残りの100面以上が襖に描かれている障壁画なのですから。

加えて、ひどいと思ったのは、妙にデジタル表示があることで、エスカレーターに乗って2階に行き、左折して最初の部屋の入ると、暗い細長い部屋の壁面に計4つのスクリーンに洛中洛外図が表示されています。おいおい、実物を観にきたのに、偽物から見せるのかと思いました。解説なんか、本物を観た後で十分です。まずは、自分の感性で観て、それが気に入ったら、解説を見れば良いのですから。

すぐにその部屋を抜けて、次の部屋に行くと、ようやく、本物の洛中洛外図屏風がありました。これらはいずれも6曲一双の金屏風で、お寺や民家、屋敷等が描かれているもので、建物以外は金で覆われています。これを見てわかったことは当時の寺院は現在とは異なり、朱色だと言うこと、民家は瓦を使わず、木の板を使い、風で飛ばないように石が載せてあることです。4つの中では、祇園祭の山車も描かれている「上杉本」の「狩野永徳」によるものが最も素晴らしかったです。三部屋目は「仁和寺」にあるものがほとんどでしたが、「狩野孝信:賢聖障子絵」は20面もあるのに男ばかり描いているので、男には興味無い私には全くつまらなかったですし、17面ある「狩野永徳:群仙図襖」、2曲1双の屏風「狩野孝信:唐人物図屏風」及び「狩野甚丞:唐人物図屏風」も同様です。

売店の前を通って、反対側の部屋に入ると、まずは、暗い部屋の中で、龍安寺の石庭が10m以上の大きさのスクリーンに映された上、音も入ると言う訳で、「何だ、これは、いいかげんにしてくれ」と思ってしまいました。

そして、暗い部屋を抜けると、ようやく、「龍安寺」の襖が立体的に部屋にあったような感じで展示されているのですが、その前にガラスがありますので、部屋にあるような感じがしません。その上、これらもいずれも男の絵ばかりです。

そして、最後が「二条城」の襖ですが、こちらも立体的と言うか、部屋にあった風に展示しています。こちらは風景画と言うか、松とか鷹とかが描かれた金屏風ですが、威圧的過ぎて、いずれも、私に訴え掛けるものはありません。

平成館を観た後は本館に行きましたが、驚いたことが1つ。すなわち、入った左側にある大きな部屋、以前は何だかわけのわからないだたっ広い部屋でしたが、それがミュージアム・ショップになっていました。今までは確か、地下にあったのですが、表に出てきたと言う訳です。

本館を観た後は、東洋館に行きました。ここ、大分、前に修繕されたのですが、その後、入ったことが無く、おそらく10年振り位だと思います。本日、久しぶりに入ったのは「東洋館リニューアルオープン記念 特別展 上海博物館 中国絵画の至宝」が行われていたからなのです。

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これは4階の第8室で行われているとのことで、地下の展示室から順に観て行きましたが、やはり、インドの石仏はすごいです。この東洋館、全体的に言えば、本館より遙かに素晴らしいです! 以前はそうは思わなかったのですが、良い展示品が増えたのか、あるいは、展示方法が変わったためかわかりませんが。

肝心の第8室ですが、これがまたひどいものばかりで、これでは、まともに観る気にはなりません。すなわち、保存状態の悪いものばかりなのです。上海博物館、日本に貸し出すとのことで、悪いものばかり選んだのではないでしょうか。

と言うことで、京都展の方は洛中洛外図屏風は素晴らしかったのですが、他は観るべきものは無し。一方、東洋館の方はインドの石仏が良かったと言うことで、全体的には行って良かったと言うことでしょうか。

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2013年10月14日

2013年10月11日(金)の「興福寺創建1300年記念 国宝興福寺仏頭展」

2013.10.11(金)、上野駅近くの「東京藝術大学大学美術館」で開催されている「興福寺創建1300年記念 国宝興福寺仏頭展」を観てきました。

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10時開場の直後に入ったのですが、ガラガラで、特に、3階展示室では10分間位、係員以外は私のみでした。

さて、感想ですが、全体的にはつまらなかったです。ここの展示室は地下2階の2部屋と3階の2部屋で、まずは、エレベーターで地下2階に行き、第1展示室に入ります。ここにあったのは僅かな仏像と厨子、そして、非常に状態の悪い人物画・仏画の掛け軸と板絵(これらは、人物・仏が描かれていることがかろうじてわかる程度の代物です)、そして、私には全く興味が無いお経等の巻物です。すなわち、絵類は状態が悪すぎて、これでは観る気がおきまんし、文字で書かれているお経類も観る気が起きません。

第2展示室はレリーフみたいな感じの木造の十二神将立像ですが、これも、別に感銘を受けるほどのものではありませんでした。

エレベーターで3階に上がり、第3展示室に入ります。ここは大きな部屋で、木造の十二神将立像が両側に展示されています。そして、その奥に「山田寺にあった銅造仏頭」があり、ここが最も観甲斐がありました。すなわち、神将は1つ1つ、正面以外に周囲を周りながら観ました。当初に塗られていた塗料はほとんど残っていませんでした。折角だったら、模型でいいですので、当初の色が着いた状態のものも観たかったです。勿論、仏頭も大したもので、これも観甲斐がありました。

第4展示室は仏像が1体のみありました。

と言うことで、私にとっては、この展覧会で観るべきものは第3展示室にあるものだけでした。

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2013年07月23日

2013年 7月23日(火)の「LOUVRE ルーヴル美術館展」

2013. 7.23(火)、上野駅近くの「東京都美術館」にて、「LOUVRE ルーヴル美術館展」を観てきました。

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開場の5分後、すなわち、9:35に入りましたが、観客の入りは入口近くの地下は1列に並ぶ程度で、他の階ではゆっくりと観られる状態でした。

さて、感想ですが、全体的にはまあまあと言ったところでしょうか。この展示室は地下、1階、2階の3つに分かれており、地下室は古代ギリシア・ローマ・エジプト等の非常に古いもの、1階は中世からルネッサンス辺り、2階はローマの大きな彫刻と19世紀頃の絵 と言った構成でした。

地下は小さめの彫刻と陶磁器がメインで、この手の古いものは私の感覚には合わないものばかりでした。また、ロゼッタストーンの偽物(レプリカ)もありました。

1階に行くと、最初の方は彫像等でしたが、その後、ようやく、絵画が出て来て、その中では金色のイコンみたいな感じの「(クレタ島):東方と西方のキリスト教会統一の象徴である教会を支える聖使徒ペテロとパウロ」と「(クレタ島):幼児キリストに口づけをする聖母像」が中々でした。また、スケッチみたいな感じの「ヴィレム・シェリンクス:マルタ島ヴァレッタの港の眺め」も良かったです。これ以外には工芸品ですが、金と宝石で作られた2つの「(欧州):煙草入れ」と「ジィン・バルボー:煙草入れ」、「(オーストリア):金と宝石で装飾されたザーフ(カップ受け)」等は成金趣味ですが、それでも、中々でした。また、大きな油絵「ジョヴァンニ・ピエトロ・リッツォーリ:エジプト最後の女王クレオパトラの自殺」は美女の筈が単なるオバサンだったのに苦笑してしまいました。

2階では同じく大昔のローマ時代のものですが、非常に大きな彫像が展示されており、今回の展覧会で最も素晴らしいと思った「アルテミス:信奉者たちから贈られたマントを留める狩りの女神」がありました。その後は絵がメインで、「ギャヴィン・ハミルトン:トロイの王子パリスにスパルタのヘレネを引き合わせる愛の女神ヴィーナス」が良かったです。数名の人物が描かれていますが、その中の胸を丸出しのヘレネがいいです。また、風景画ですが、「ピエール・ジャック・ヴォレール:1767年10月のヴェスヴィオ火山の噴火」の噴煙と言うか、赤く燃えている様子が素晴らしかったです。後は「テオドール・シャセリー:モロッコの踊り子たち:薄布の踊り」も中々でした。これら以外には、大きな石の浮き彫りですが、「(ギリシア):墓碑:夫婦の別れの場面」も女性の表情が素晴らしかったです。

と言うことで、この展覧会、9/23(月)まで開催されていますが、また、下の階から上の階に上がるに従って良くなると言うものですので、つまらないと思ったらすぐに上の階に行くのが吉だと思います。

なお、各階は上り専用のエスカレーターでつながっていますが、途中の階からでもエレベーターを使えば下に行けますし、2階から土産屋を通って、下り専用エスカレーターで出口に行っても、その直前で右に曲がれば、また地下の展示室に行くことができますので、2階まで行っても、簡単に地下に戻れます。

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2013年06月01日

2013年 5月31日(金)の”「もののあはれ」と日本の美”展

2013. 5.31(金)、地下鉄「乃木坂駅」近くの「六本木・東京ミッドタウン・ガレリア」3階の「サントリー美術館」で開かれた”「もののあはれ」と日本の美”展を観てきました。

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ここに行ったのは二度目だったと思いますが、実にわかりにくい場所にありますね。すなわち、東京ミッドタウンのビル「ガレリア」はともかく、10時過ぎ辺りではその入口はわかりにくい上、中に入っても、エスカレーターは11時までは使えず、1階の奥にあるエスベーターまで行き、それに乗って3階まで行くと、ようやく、美術館の入口に着く(と行っても、土産店みたいな店を左目で見て、その奥が美術館入口なのですが)と言う状態です。その上、美術館の中に入っても、まず、エレベーターで4階に上がってそこから観て、更に、エレベーターで3階に下って、また、観ると言うことになっています。この美術館がこの場所に来てから随分経ちますが、これならば、狭かったとは言え、サントリーの本社ビル内にあった時の方がマシだったのではと思います。

さて、感想ですが、つまらなかったです。その理由はとびぬけていいものが無かったからです。しかしながら、それでも、4階の展示物では、源氏物語の24の場面が描かれていた六曲一双の金屏風「作者不明:源氏物語図屏風」は場面と場面の間の金色の雲の形が面白かったし、各場面も中々興味深かったです。また、3幅の掛け軸「勝川春章:雪月花」はいずれにも清少納言が描かれているものですが、爽やかな感じでよかったです。

3階では二曲一双の屏風「尾形光琳:秋草図屏風」は描かれている花が、そのようになっているのか、画面から浮き出ていると言うか、浮き彫りのように立体的になっているのには驚きました。また、六曲一双の非常に大きな屏風「作者不明:武蔵野図屏風」は草っぽい感じが面白かったです。1年、12ヶ月の庶民の生活を描いた六曲一双の屏風「作者不明:月次風俗図屏風」も興味深く、特に、12月のものは寒い筈なのに非常な薄着でいるのには驚きました。また、神輿や山車も描かれている月もあるのですが、今の神輿は真鍮で造られたような感じの金ぴかですが、昔の神輿は木で造られていたのですね。

以上は全て江戸時代のものですが、昭和に入ってのものとして、薄い布の和服を着ている女性が描かれている掛け軸「鏑木清方:虫の音」と「鏑木清方:清流」も涼しげな様子が良かったです。

と言うことで、折角、行ったのですが、あまり私の趣味ではない展覧会でした。

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2013年05月25日

2013年 5月23日(木)の「ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡」

2013. 5.23(木)、両国駅近くの「江戸東京博物館」1Fで行われた「ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡」を観てきました。

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10:30頃、中に入ったのですが、人気が無いのか、観客の数は少なく、非常に観やすくて良かったです。

さて、感想ですが、良かったです。特に、出展されているのが絵画のみと言うのも点数が高いです。また、出展されているものの水準が全体的に高いのもいいですし、保存状態が非常に良いものばかりと言うこともいいです。

最も素晴らしかったのが最後の部屋にあった「歌川豊春:春景遊宴図屏風」で、これ、枕屏風みたいな大きさの二曲一隻の屏風なのですが、大きな家と、大きな庭の中に多数の女性達(これ、浮世絵風の女性達なのですが)が描かれていると言うもので、ううん、私もこのような多数の女性と暮らしてみたいものだと思いました(笑)。なお、この最後の部屋は浮世絵の肉筆画みたいな感じの美人画がまとめて展示されていましたが、いずれも素晴らしいものでした。

後は、途中の部屋にあった「森徹山:春鶴秋鹿図屏風」で、これは元は襖だったのが、屏風に仕立て直されてしまったもので、開ける時の手で触る部分まで残されています。なお、私が観たのは、春鶴図屏風のみですが(秋鹿図屏風は6/18以降に展示)、金箔を背景にして数匹の鶴が描かれているもので、鶴の様子がいいです。後、同じく鶴を描いた金屏風ですが、「鈴木其一:群鶴図屏風」も良かったです。

鶴以外には、最初の部屋にあった12幅の掛け軸「酒井抱一:十二ヶ月花鳥図」も素晴らしく、これならば、毎月、私の部屋にかけたいものだと思いました。と言っても、私の部屋は畳敷きですが、そのようなものを掛けられるようにはなっていませんが。

後は、ユーモラスなものとして「俵屋宗達:虎図」(掛け軸)、「池大雅:孟嘉落帽・東坡戴笠図屏風」も中々、良かったです。

と言うことで、この展覧会、全体的な水準が高いですので、行っても良いものだと思います。

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2013年04月12日

2013年 4月12日(金)の「源氏絵と伊勢絵 -描かれた恋物語」展

2013. 4.12(金)、有楽町駅近くの「出光美術館」にて「土佐光吉没後400年記念 源氏絵と伊勢絵 -描かれた恋物語」展を観てきました。

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開場30分後の10時半頃に中に入ったのですが、空いていて観やすかったです。

さて、感想ですが、面白くはなかったです。と言うか、良いと思ったのは2枚のみと、非常に少なかったのが不満です。そもそも、私は「源氏絵」と言うのは源氏物語の場面を描いたものであることを知っていましたが、「伊勢絵」と言うのはてっきり「伊勢」地方で描いたものだと思っていました。ところがそうではないのですね。「伊勢絵」と言うのは「伊勢物語」の場面を描いたものだそうで、伊勢物語と言えば、高校の時の古文でしか読んだことがないので、それを描いた絵にも興味が持てないのが原因です。それに引き替え、源氏物語は原文は勿論、翻訳も数種類読んでいるので、描かれている場面についても多少はわかるので、源氏絵の方が遙かに興味があります。逆に、全体の1/3程あった伊勢物語の絵はどの場面かさっぱりわからなかったです。

と言うことで、気に入ったのは第2室の最初にあった「狩野探幽:源氏物語 賢木・澪標図屏風」と、3つ目の部屋の最後にあった「酒井抱一:八ッ橋図屏風」です。前者は六曲一双の屏風で、右側は「賢木の巻」の中の源氏が嵯峨野の野々宮神社に住んでいる六条御息所を訪ねる場面で、秋の植物が描かれたもの悲しい感じが素晴らしいですし、左側は「澪標の巻」の中の源氏が住吉大社にお礼参りをする場面で、華やかな感じがいいです。勿論、明石の君の舟も描かれています。

そして、後者の「八ッ橋図屏風」ですが、これは全くと言って良いほど、源氏絵や伊勢絵と関係ないのに、最後に展示されていました。これ、傑作なので、今まで何回も観たことがありますが、橋と言うか、木道みたいな感じの道の両側にカキツバタの花が描いているものです。これが最後に展示されていたと言うことは、私みたいに今まで展示されていた絵に不満を持った者を満足させるために置いたのでしょうか。

この展覧会、5/19(日)までだそうですので、ご興味ある方はいらして下さい。

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タグ:出光美術館
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2013年04月09日

2013年 4月 9日(火)の「Raffaello ラファエロ」展

2013. 4. 9(火)、上野駅近くの「国立西洋美術館」にて「Raffaello ラファエロ」展を観てきました。

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開館の5分後の9:35頃に着いたのですが、この手の展覧会にしては空いており、最初の数枚はともかく、その後は勿論、中頃にあった今回の目玉である「ラファエロ:大公の聖母」でも、ゆっくりと観ることができました。

さて、感想ですが、ラファエロ・サンツィオの絵と言えば、名作が多いと思っていましたが、意外に私が好きな絵は少なかったです。本展覧会は4つの部分に分かれており、最初の部屋では大きな絵の一部を切り取ったらしい(1)「ラファエロ・サンツィオ:天使」の可愛らしさ、(2)「アミーコ・アスペルティーニ?:東方三博士の礼拝」の気品、金色の背景の中に描かれている(3)「ピントリッキオ:幼児洗礼者ヨハネと聖母子」の稟とした美しさが出色で、特に(3)は「大公の聖母」の次に素晴らしいと思いました。

2つ目の部屋では、(4)「ラファエロ・サンツィオ:聖家族と仔羊」の優しさ、そして、漆黒の背景に浮き出て見える「ラファエロ:大公の聖母」の優しい感じも素晴らしかったです(なお、この黒ですが、当初は風景が描かれていたのですが、後の修復の際、漆黒に塗られたそうです。しかしながら、この背景が黒と言うのは、この絵によく合っていると思います)。

3つ目の部屋はラファエロはローマに来てからのものですが、デッサンみたいな感じのものも多く、また、つまらないものばかりでした。

最後の4つ目の部屋はラファエロが亡くなってからのもので、ラファエロ風の「ジュリオ・ロマーノ?:聖家族」が良く、また、コローの絵と言っても良いのではと思った「ジュリオ・ロマーノ:聖母子」もまあまあでした。

それにしても、この展覧会、男の肖像画が非常に多く、女性を描いたものが少ないのには参りました。私にとっては、ラファエロと言えば、聖母子と言うイメージですので。でも、多分、実際は当時の権力者や金持ちを描いた肖像画が多いのでしょうね。私は男には興味が無く、美しい女性や美しい景色を描いたものを観たいです。

この展覧会、6/2(日)まで開催しているそうですので、興味がある方はぜひ、行かれて下さい。

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タグ:ラファエロ
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2013年04月03日

2013年 3月28日(木)の「北斎富嶽三十六景」展

2013. 3.28(木)、両国駅近くの「江戸東京博物館」にて「開館20周年記念特別展示 全部見せます 北斎富嶽三十六景」展を見てきました。これは常設展示室5階第2企画展示室に展示されているもので、前述のごとく、3/18(木)は入館料が無料だったからです。

さて、感想ですが、このシリーズ、全部、すなわち、なぜか、計46枚あるのですが、観たことがあると思っていたのですが、観た記憶があるのは1/3程度で、残りは全く記憶にありませんでした。しかしながら、やはり、観たことがある方が素晴らしく、有名なものはそれなりに意味があるのだなあと思いました。

観て思ったことは、北斎の構図の素晴らしさです。主題を強調する手法、私のように写真を撮影する者にとっては、非常に参考になりますね。このようなやり方で撮影しないと、やはり、強調にならないと思いました。

すでにどなたかがやっているとは思いますが、この版画の視点で、広角レンズや望遠レンズを駆使して、同じような感じで撮りたくなりました。

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