2016年07月14日

2016年 7月12日(火)の「開館50周年記念 美の祝典 III.江戸絵画の華やぎ」展

2016. 7.12(火)、有楽町駅近くの「出光美術館」にて、「開館50周年記念 美の祝典 III.江戸絵画の華やぎ」展を観てきました。

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この展覧会、「4/9(土)〜5/8(日):I.やまと絵の四季」、「5/13(金)〜6/12(日):II.水墨の壮美」、「6/17(金)〜7/18(月):III.江戸絵画の華やぎ」と3回に分けて行われたのですが、水墨画はあまり好きではないので、「II.水墨の壮美」は行かず、「I.やまと絵の四季」に続いて、観に行きました。

と言うことで感想ですが、全体的にはまあまあでした。この展覧会の目玉は10年振りに公開された国宝「伴大納言絵巻」(全3巻)ですが、「I.やまと絵の四季」で上巻を観た時と同様に、今回観た下巻も私の趣味ではありませんでした。

それ以外では、掛け軸「葛飾北斎:春秋二美人図」は、やはり、美人画は着物だなあと思いました。「作者不詳:祇園祭礼図屏風」は経年変化により暗い感じになっていることもあり、現在の祇園祭の行列の方が余程、良いと思いました。「作者不詳:洛中洛外図屏風」には二条城や伏見城が描かれていましたが、その天守閣がガッシリしておらず、痩せて見えるのには驚きました。「作者不詳:江戸名所図屏風」は以前に観た記憶がありますが、なるほど、江戸時代の寺社や芝居小屋等はこんな形だったのかと思いましたが、やはり、遠近法がおかしいのが気になりました。「酒井抱一:紅白梅図屏風」は金屏風ならぬ銀屏風で、片方が白梅、もう片方が紅梅が描かれているものですが、紅梅は紅梅に色が変だったので私の趣味では無かったのですが、白梅の方は中々良かったです。そして、「酒井抱一:風神雷神図屏風」はやはり、中々のものだと思いました。今まで何回か観た「酒井抱一:八ッ橋図屏風」はこの展覧会で最高のものだと思いました。そして、「鈴木其一:四季花木図屏風」は金屏風でしたが、まあまあでした。

と言うことで、本日は「酒井抱一:八ッ橋図屏風」を観ることができたことが最大の収穫だと思います。

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2016年05月21日

2016年 5月20日(金)の「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展」

2016. 5.20(金)、上野駅近くの「国立西洋美術館」にて「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展」を観てきました。

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開館の10分前の9:20に門前に着いたのですが、何と、既に100名位が並んでいます。ここ、結構、行っていますが、この時間でこんなに並んでいるの、初めてです。そして、9:28頃に開門、そして、前庭に入ったのですが、何と、50名位がキップ売り場に行き、残りの前売券を持っている人達は、建物の正面入口ではなく、建物の右側面のドアから館内に入り、地下の会場に行きます。ううん、どうやら、「国立西洋美術館の建物が世界遺産に登録される見込み」とのことで、建物を観ると共に、常設展を観る人が多いようです。

と言うことで、地下1階の「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展」の会場に入りましたが、ううん、なんだかなあと言う大きな油絵ばかりでガッカリです。地下1階を見終わった後は、更に階段を下って、地下2階に行きますが、こちらは狭いため、展示してある油絵は少ないです。あ、観客は少ないので、じっくりと観ることができます。

そもそも、私はミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョと言う名前、ほとんど、初めて聞きましたが、1600年頃に活躍した画家のようです。そして、展示してある絵は大きな油絵ですが、よく観ると、カラヴァッジョ展と行っても、展示してある全51枚の油絵の内、カラヴァッジョが描いたものは12枚しかありません。ううん、まるで詐欺みたいな展覧会です。また、私は男を描いた油絵にはあまり興味がなく、美しい女性を描いたものを観たいのですが、51枚の内に綺麗な女性を描いたものはほんの僅かしかありませんでした。

と言うことで、この中で、まあまあだと思ったのは、「ピエトロ・パオリーニ:合奏」の中の右端の女性、ダビンチ風の「ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ:エオマの晩餐」、光の扱いが美しく、まるで、幼子・キリストが光っているように見える「ヘリット・ファン・ホントホルスト:キリストの降誕」の右端の女性位でした。

その後は、勿論、「平常展」を観ましたが、こちらの方が遙かに素晴らしかったです。こちらを観ると、ホッとします。ここは、原則、写真OKですので、少しですが、撮影してきました。

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と言っても、絵には弱い光しか当てられていないので、あまり、綺麗には撮れませんが。

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なお、東京都立美術館で行われている「若沖展」ですが、9:20頃に前を通ったら、ものすごい行列で、最後尾は「3時間半待ち」とのプラカードを持った係員が立っていました。「カラヴァッジョ展」と比較すると、あまりの違いですね。

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2016年05月10日

2016年 5月10日(火)の「生誕300年記念 若冲展」

2016. 5.10(火)、上野駅近くの「東京都美術館」で行われている「生誕300年記念 若冲展」を観てきました。

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この展覧会、NHK-TVや民放TVで取り上げられていることもあり、ものすごい人気だと言うことを知っていたのですが、それでも、平日の開場前に行けば大丈夫だと思って、開場10分前の9:20に着いたら、既にものすごい行列で、先頭は既に館内に入っており、中庭ははトグロ状態、そして、行列は続いて門の外に出て東京国立博物館に向かって伸び、私が並んだ場所は美術館に沿って曲がる直前の所でした。仕方がないので持参した文庫本を読み始めます。行列は徐々に進み、門の中を入って、トグロ状態で進み、10時頃にようやく建物の中に入り、また、ここでもトグロ状態となり、ようやく、展示会場に入れたのは1時間後の10:20頃でした。結局、文庫本を200ページ程、読むことができました。

中は地下1階、1階、2階の3つの大きな部屋に分かれていて、エスカレーターでつながっています。しかしながら、いずれもすごい人で、結局、人の頭越しに絵を観ることになりました。勿論、近い絵から一番近い場所に行くこともできますが、それだと、進みが遅くて何時間かかるかわかりませんので。展示しているものは大きな掛け軸がメインで、それ以外に屏風や襖絵等です。

さて、感想ですが、地下1階のものは水墨画が多くて、私の趣味ではないものがほとんどでした。しかしながら、1階に上がると、そこは円形の大きな部屋で、そこに多数の大きな掛け軸がずらりと展示されており、素晴らしいものでした。中央には3幅の仏画「釈迦三尊像」で、これは全く私の趣味ではなかったのですが(ハッキリ言って、下手な絵だと思いました)、それ以外の鶏や花等を描いたもの30幅は素晴らしいもので、これらの絵で囲まれた形だったので、圧巻でした。小禽類や花等は繊細で華麗でした。そして、2階に行きましたが、こちらは色が付いたものでしたが、地下1階よりまともな感じでした。

と言うことで、本日は1階の30幅の掛け軸を観ることができて良かったです。それにしても、あの人の多さには参りました。

それにしても、驚いたことは1階に展示してあったもののほとんどが、皇居東御苑内にある「宮内庁三の丸尚蔵館」所蔵のものであったことです。ううん、この尚蔵館には時々、入りますが、ほとんどまともなものは展示されていたことはありません。このような素晴らしい物を収蔵しているのであれば、年に1回位、見せて欲しいものです。

この展覧会は5/24(火)まで行われ、また、5/18(水)は65歳以上の人は無料だそうですので(要年齢を確認できるもの)、絵にご興味ある方には行かれることをお勧めします。ただし、ものすごい人出であることを覚悟すする必要がありますが。

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タグ:若冲展
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2016年04月27日

2016年 4月27日(水)の「安田靫彦展」

2016. 4.27(水)、地下鉄「竹橋駅」近くの「東京国立近代美術館」で開催されている「安田靫彦展」を観てきました。

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開場の20分後の10:20頃に着いたのですが、ガラガラだと思っていたのに、意外に人が多かったのには驚きました。

さて、感想ですが、良かったです! 特に素晴らしかったのが大きな屏風に描かれている源義経と頼朝を描いた「黄瀬川陣」で、これ以前にも観たことがありますが、やはり、傑作ですね! 後は、豊臣秀吉を描いた大きな掛け軸「豊太閤」と、小さな「豊公裂册」、頼朝を描いた「源氏挙兵」、聖徳太子を描いた「夢殿」と「聖徳太子像」、千利休?(あるいは秀吉か)を描いた「伏見の茶亭」も傑作だと思いました。後は、源氏物語からとった「須磨」、「蓬生」、「帚木」、「松風」も素晴らしいですし。

上記は男を描いたものですが、勿論、女性を描いたものもあるわけで、しかしながら、こちらはひどいものばかりで、ともかく、女性がブスっぽいのです。有名な「飛鳥の春の額田王」を含めて、安田氏は女性を描くのは下手だと思いました。しかしながら、それでも、「源氏若紫図」の幼き紫の上は可愛らしい感じで良かったです。

その後は、平常展も観ましたが、その大部分は目が腐るような感じの絵や工作?でしたが、その中では「小林古径:極楽井」が「肥だめに鶴」でした。

と言うことで、行って良かった展覧会でした。

なお、この展覧会の開催期間は「3/23(水)〜5/15(日)」で、全108の内の4割位が展示替えが行われるのですが、日本画に興味がある方は行かれた方が良い展覧会だと思います。

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2016年04月23日

2016年 4月23日(土)の「開館50周年記念 美の祝典 I.やまと絵の四季」展

2016. 4.23(土)、有楽町駅近くの「出光美術館」にて、「開館50周年記念 美の祝典 I.やまと絵の四季」展を観てきました。

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開館の30分後位の10:30頃に入ったのですが、観客はまあまあの状態で、観やすかったです。この展覧会の目玉は「国宝 伴大納言絵巻」全3巻が3回に渡って公開されることで、私が観た「I.やまと絵の四季」(4/9〜5/8)では1巻目、「II.水墨の壮美」(5/13〜6/12)では2巻目、「III.江戸絵画の華やぎ」(6/17〜7/18)では3巻目が公開されるようです。また、この絵巻物の公開は10年ぶりだとそうです。

さて、感想ですが、私にとっては、残念な展覧会でした。と言うのは、「伴大納言絵巻」を含めて、私の趣味のものは少なく、良かったのは、六曲一双の金屏風「作者不明:吉野龍田図屏風」と、同じく六曲一双の金屏風”「伊年」印:四季草花図屏風”のみでした。前者は、モミジの紅葉の屏風と、白い満開の桜の屏風と言う組み合わせで、華やかな感じが素晴らしかったです。後者は以前にも観た記憶があるもので、橙色の牡丹等の華やかな花が沢山咲いている様子を描い金屏風が2つあるもので、こちらも、良かったです。

また、伴大納言絵巻は全編を展示しているようですが、源氏物語絵巻とは異なり、詞書きがなく、絵がずっと、続いている形式のもので、話の内容がわからない(と言っても、解説を読まない私が悪いのですが)私には、細かい人物画が続いているなあと言う感じでした、加えて、消滅してしまった部分もありました。

そのほか、興味深いものとしては、掛け軸”伝 藤原信実:佐竹本三十六歌仙絵「柿本人麿」”と、横長の非常に大きな掛け軸「作者不明:十王地獄図」があり、後者は、なるほど、地獄の裁判ってこのようなものであるのかと説得力の非常に強いものでした。

なお、今回の展覧会では保存状態が悪い物も結構展示されていたことも残念でした。

と言うことで、伴大納言絵巻を観たい方は、行かれた方が良い展覧会だと思います。

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タグ:出光美術館
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2015年10月29日

2015年10月29日(木)の「黄金伝説 古代地中海世界の秘宝」展

2015.10.29(木)、上野駅近くの「国立西洋美術館」にて、「黄金伝説 古代地中海世界の秘宝」展を見てきました。

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ここは9:30開館なので、その直前に行ったら、行列の人達が既に門より入っている状態だったので、急いでそこに行きます。しかしながら、その大部分はキップ売り場に行き、館内に入っていったのは僅かでした。と言うことで、地下の「黄金伝説 古代地中海世界の秘宝」展に入って行ったのは、10名にも満たない状態でした。

さて、感想ですが、つまらなかったです。と言うのは、危惧したのが当たって、展示している大部分が、金製の耳飾り、首飾り、留め金、腕輪等の装飾品や、盃等だったからです。すなわち、実用品がほとんどで、私はこの手のものに興味がないからです。勿論、これが紀元前50世紀〜紀元前1世紀のものであり、特に、紀元前50世紀のものが多いのは驚異的ですし、その細かい細工も素晴らしいものですが。

なお、これだけでは人を呼べないと思ったのか、あるいは飽きてしまうと思ったのかわかりませんが、近代の画家による油絵、例えば、モローやルノワールによる絵もありましたが、そのなかでは、「ギュターブ・モロー:イアソンとメディア」が最もまともでした。

前述のごとく、この展覧会、ガラガラの状態でしたが、ほとんどの部屋では、見ているのは私1人の状態でした。

その後は、常設展を見ましたが、何と、入口が昔とは異なり、入口より入って右折、そして、左折して、ずっと進んだ建物のも奧が入口になっていました。その上、中に入ると、面積的に以前の半分位に縮小されており、展示してあるものも、かなり減らされていました。どうやら、従来の本館2階部分が閉鎖されており、常設展は新館のみのようです。その中では、新規購入1点と寄託2点の油絵が新しいものでした。

この展覧会、「2015.10.16(金)〜2016. 1.11(月)」に行われていますので、ご興味ある方はいらして下さい。

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2015年06月05日

2015年 6月 4日(木)の「平成27年度 第1回企画展 恋する王朝」

前述のごとく、2015. 6. 4(木)は皇居東御苑に花菖蒲の撮影に行ったのですが、北桔橋門より出て、「国立近代美術館」の隣にある「国立公文書館」の前を通ると、「平成27年度 第1回企画展 恋する王朝」をやっていたので、中に入って観ました。

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ここに入るのは2回目ですが、雰囲気的には以前と同様で、展示は1階の周り部分で行われていました。内容的には、江戸時代初期あるいはそれ以前に印刷された本、それも挿絵があるものです。すなわち、更級日記、源氏物語、竹採物語、うつほ物語、伊勢物語、すみよし物語、浜中納言物語、堤中納言物語等で、勿論、白黒の印刷です。

ガラガラかと思って中に入ったのですが、どこかの学校の団体みたいな20名位の人達がいて、興味深そうに観ていました。

さて、感想ですが、華やかさはないものの、挿絵は、これらの本ができた頃の人々が、この物語の主人公達をどのように考えていたのか、面白いものでした。

この展覧会、開催期間は「5/30(土)〜7/11(土)」ですが、休館日は日曜・祝日だそうですので、皇居東御苑や皇居「北の丸公園」に行った後に寄ろうかと思った方は、お気をつけてください。

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2015年05月03日

バレリーナ「マヤ・プリセツカヤ」が死去されたそうです

旧ソ連のバレリーナ「マヤ・プリセツカヤ(Maya Mikhailovna Plisetskaya)」が昨日(5/2(土))、死去されたそうです。1925年生まれだそうですので、享年89歳です。

氏のバレエは旧ソ連時代に映画フィルムに大量に残されているようで、私はLD「ロシア・バレエの名花 マヤ・プリセツカヤ」のほか、VHSテープで「プリセツカヤ ダンサーズ」・「アンナ・カレーニナ」・「カルメン」を持っています。

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それらの中には、「白鳥の湖」とか「眠りの森の美女」等の古典バレエの映像からの抜粋もありますが、白鳥の湖では、有名な「32回連続のフェッテ」はやっていないのでガッカリした記憶がありますし、そもそも、氏の雰囲気に古典バレエは似合わないと思っています。

反対に、すごい、素晴らしいと思うのは、現代バレエと言うべきものの「アンナ・カレーニナ」、「カルメン」、「プレリュード」、そして、「イサドラ」で、これに後は、ドンが踊っていった「ボレロ」でしょうか。特に、あのイサドラ・ダンカンの死を扱った「イサドラ」はすごいです。また、「これぞ、カレリーナ」そのものと言った感じの「アンナ・カレーニナ」、そして、「カルメン」もすごいです。

とりあえず、氏を追悼して、これからLDを観るつもりです。

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2015年04月29日

2015年 4月28日(火)の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」

2015. 4.28(火)、東京駅近くの「三菱一号館美術館」にて「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 〜アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから」を観てきました。

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この美術館に入るのは2回目ですが、各部屋の面積が小さくチマチマしている上、3階の展示室はともかく、2階の展示室は部屋と部屋の間の自動ドアの数が多すぎて、困りものです。

さて、まずは、全体的な感想ですが、つまらなかったです。と言うか、米国から禄なものを持ってきていないのではと思いました。ここはエレベーターでまず3階に行き、幾つかの部屋を観た後、2階の部屋を幾つか観て終わりと言う形なのですが、特に、3階の部屋の最初の方は、絵のほとんどがなぜか、薄緑色がかっていて、それだけで、「何だ、これは」と言う気分になりました。

と言うことで、まあ、観れないことはないと言うものは、「プーダン:トーヴィルのカジノの演奏会」(映画「マイ・フェア・レディ」の競馬場シーンを思い出すような感じでした)、「コロー:芸術家のアトリエ」、「ルノアール:アンリオ夫人」、そして、「ルノアール:猫を抱く女性」位で、それも強いて言えばと言う程度でした。

なお、観客は意外に多く、結構、列を作りながら観ていく形になっていました。

と言うことで、この展覧会、「2/7(土)〜5/24(日)」ですので、ご興味ある方は、お早めに行って下さい。

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2015年04月24日

2015年 4月22日(水)の「ボストン美術館×東京芸術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」展

2015. 4.22(水)、上野駅近くの「東京芸術大学大学美術館」にて「ボストン美術館×東京芸術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」展を観てきました。

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12時過ぎに入ったのですが、適度な観客数で、非常に見やすかったです。

さて、感想ですが、素晴らしかったです。特に素晴らしかったのが3階の2部屋です。ここにあったのは、そのほとんどがボストン美術館収蔵のものだったのですが、絵巻物「作者不詳:ペルリ浦賀上陸図」は興味深いものでしたし、最も驚いたのは明治初期の浮世絵で、普通の浮世絵と言うか、風景を描いた版画は横位置が普通ですが、それを縦位置とし、3枚並べて1枚の大きな絵とするものが幾つもあったことです。今まで横位置のものしか見たことがなかったので、縦位置のものを3枚並べて迫力を出すなんて言うの、すごく新鮮でした。なお、普通に考えれば、最初から3枚の大きさのものを刷れば良いのではと思いますが、技術的に難しいとは思えないので、1枚ではなく3枚買わせることにより、入るお金が多くなるのではないでしょうか。あ、これらは、「三代歌川広重:横浜海岸異人館之図」、「三代歌川広重:横浜波止場ヨリ海岸通異人館之真図」、「歌川芳員:亜墨利加国蒸気往来」、「歌川芳虎:東京築地ホテル館表掛之図」等で、なお、3枚ではなく2枚のものもありました。

後は「植松包美:杉林蒔絵料紙箱」、「作者不詳:十種香箱」はいずれも形も良いし、蒔絵等が素晴らしかったです。掛け軸では「渡辺省亭:牛若丸と弁慶図」も中々でしたが、この展覧会で最も素晴らしかったのが「阿鍋暁斎:地獄太夫」で、これを見ただけでも、本日、行った甲斐がありました。なお、この地獄太夫と言うのは、山賊に捕まったが、その美貌から遊女に売られ、坂井の金持ちに買われたが、現世の不幸は前世の戒行がつたないためということで、自分のことを地獄と呼び、衣には地獄変相の図を繍り、心には仏名をとなえつつ、口には風流をうたったと言う女性です。また、「揚州周延:浅草公園遊覧之図」も上記3枚組の浮世絵ですが、桜の花の下の浅草を描いていて、そこに遊女らしい女性達がいることも加えて華やかなで良いです。

そして、地下2階の部屋では、「狩野芳崖:悲母観音」は圧倒的で、それ以外では「塩川文麟:雲竜図屏風」がまあまあでした。

と言うことで、「狩野芳崖:悲母観音」以外で素晴らしかったのは全てボストン美術館のものでした。

この展覧会の開催期間は「4/4(金)〜5/17(日)」ですが、この手のものにご興味がある方、行かれることをお奨めします。

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