2020年07月25日

本「森桂子著 オペレッタの幕開け オッフェンバックと日本近代」

森桂子著「オペレッタの幕開け オッフェンバックと日本近代」(発行日:2017. 3. 3、発行所:(株)青弓社)を読みました。

さて、感想ですが、面白かったです。これ、オペレッタ作曲家のオッフェンバックの生涯や作品についてのほか、オペレッタ全般や日本でのオペレッタの上演状況について書かれているものです。

それにしても、オッフェンバックがフランスの作曲家だと言うことは知っていましたが、まさか、劇場経営までやっていたとは初めて知りました。また、当時は検閲がすごい上、劇場毎に、上演できる歌劇やオペレッタ、レビュー、また、舞台に上がる人数等まで決められていたこと、初めて知りました。

オッフェンバックと言えば、私にとっては「天国と地獄」の中の「カンカン踊り」ですが、そのカンカン踊りも当初と現在では大きく異なるのだそうです。勿論、現在の方がよりショー的になっているのだと思いますが。

また、氏は最後にオペレッタではなく、歌劇を作曲するのですが、途中で亡くなってしまったため、別人が補筆して完成させたのだそうですが、その際、劇場支配人により台本まで手を入れられたため、当初とは大きく異なった形で上演されていたのだそうで、それが、1980年位から、新しい資料が見つかるごとに、当初のものに変わってきているのだそうです。

matsumo(http://matsumo.my.coocan.jp
posted by matsumo at 13:57| 東京 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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