2020年06月25日

「オリンパス」が「カメラ」部門を売却

本業は医療機器ですが、カメラも販売している「オリンパス」が、大幅な赤字を出しているカメラ部門を投資ファンドに売り払ってしまうのだそうです。投資ファンドとしては、得たカメラ部門の大幅なリストラを行い、黒字にできるようにして、どこかに、おそらく、中国の会社ではないかと思いますが、売り払って、大きな利益を上げるつもりではと思います。

このような形、確か、パソコンでは、東芝からパソコン部門を売り払って「Dynabook(株)」に、ソニーからパソコン部門を売り払って「VAIO(株)」になった例があったと思います。カメラ関係では、京セラのYASHICAブランドが中国の会社に売られて、一時期、YASHICAブランドのデジカメが販売されていました。

オリンパスと言えば、古くはハーフサイズ、すなわち、35mmフィルムでは普通は36mm×24mmの画像が撮影できるのですが、その半分の画像が撮影できるものを開発し、フィルム1本で36枚ではなく倍の72枚撮影できるということで、ランニングコストの安さとカメラの大きさを小さく軽くした「オリンパスペン」シリーズが有名です。その後、ヒットしたものとしては、「OM」シリーズで、これは従来の大きくて重たい一眼レフカメラを小さく軽くしたものです。

デジカメ時代になり、オリンパスは多数のコンパクトデジカメを発売したほか、当時は35mmフィルム画面サイズのCCDが高価だったため、その1/4の面積となる「フォーサーズ」のCCDを使ったレンズ交換式デジカメを発売し、その大きさと軽さから多少は売れたようですが、ヒットまでには至りませんでした。このため、より小さなカメラが期待できる「マイクロフォーサーズ」に変更すると共に、フィルムカメラ時代のオリンパスペンやOM-1に似た形状の、回顧型のレンズ交換式デジカメを販売し、多少はヒットしました。

私は、オリンパスのカメラやデジカメは新品では買ったことはなく、オリンパスのもので持っているのは、カメラのジャンク市で入手したハーフサイズのフィルム式カメラ「OLYMPUS-PEN D2」と

200625ZG.jpg

「OLYMPUS-PEN EED」のみです。

200625ZH.jpg

前者にフィルムを入れて撮影したことがありますが、軽いフレアーみたいなものが出ている上、色も薄くて、ガッカリしたことを覚えています。

一方、デジカメでは、一台も持っていませんが、オリンパスが作った規格「マイクロフォーサーズ」のレンズ交換式デジカメでは、パナソニックのもので、「LUMIX G2」、「LUMIX GF5」、「LUMIX GF3」(4台)と計6台を持っています。このマイクロフォーサーズと言う規格、レンズを含めたデジカメの大きさが小さく、また、重さも軽いので、私みたく歩いて撮影対象を探す者にとっては非常に良いです。合わせて6台もありますし、これに合う交換レンズもAFレンズだけで6本、その他、他のマウント用レンズを使えるようにするマウントアダプターも7種類あるので、今後、オリンパスのカメラ部門の後継会社やパナソニックがマイクロフォーサーズのデジカメを止めても、今のものをそのまま使えばm内、何台かは故障しても、今後、5年以上は使用できると思います。

それにしても、オリンパスと言う会社が存続するのですから、投資ファンド会社から買った会社は「OLYMPUS」と言うブランドは当初しか使えないでしょうし、それ以外には、レンズには「Zuiko」、レンズ交換式デジカメには「OM-D」や「PEN」等のブランドがありますが、それらはとてもブランドと呼べる程の力は無いと思いますので、どうするのでしょうね。

このように知られた会社が無くなる、あるいは、変質してしまうと言うのは寂しいですね。そう言えば、コニカはミノルタと合併し、カメラ部門をソニーに売り払い、フィルム部門は捨てましたが、その後、我々とは全く関係無い会社になってしまったことを思い出しました。

matsumo(http://matsumo.my.coocan.jp
posted by matsumo at 14:20| 東京 ☁| Comment(4) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は、ずっと高倍率のコンパクトデジカメを
愛用しています。
今はニコンの60倍ズームのものを使用しています。
このタイプのものを初めて買ったのは、
このタイプの嚆矢となった、オリンパスの
キャメディアC−2100でした。
10倍ズームでしたが、驚いたものです。
そういうわけで、オリンパスには愛着心があり、
私もこのニュースを新聞で読んだ時、とても
寂しかったです。
Posted by 四季歩 at 2020年06月25日 16:37
こんばんわ。
知りませんでした。
オリンパスのカメラ事業、売却ですか。。。
コロナの影響で、どのメーカもカメラの売り上げがかなり落ちている様です。
自分は、オリンパスファンで、最初の一眼レフ、ネオ一眼、デジタル一眼レフ、
ミラーレスと一番最初に買っているのはオリンパスです。
他者に負けない、ゴミ取りや防滴、手ぶれなどの技術は凄いと思っています。
一眼レフでライブビューを最初に行っています。
キャノンやニコン、ソニーの一眼も使っていますがオリンパスには愛着を感じます。
Posted by yamasa at 2020年06月26日 04:32
四季歩さん、こんにちは

高倍率ズームレンズ付コンデジって便利ですよね。

私が初めてオリンパスの製品を入手したのは、マイクロカセット(コンパクトカセットよりもっと小さなものです)を使う録音機でした。
Posted by matsumo at 2020年06月27日 20:00
yamasaさん、こんにちは

yamasaさんはオリンパスのファンだったのですね。私はそれほどオリンパスのものは持っていないので、大きな影響はありませんが、やはり、寂しいですよね。

小さくて軽くてよく写ると言うカメラは需要はあるはずですが、残念ながら、見栄えの点から劣るので、大ヒットは難しいでしょうね。加えて、現在は、一般人にとってはスマホのデカメラで十分ですし。
Posted by matsumo at 2020年06月27日 20:04
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