2017年06月18日

本「安川茂雄著 穂高に死す」

安川茂雄著「穂高に死す」(発行日:2015. 7. 5、発行所:(株)山と渓谷社)を読みました。これはヤマケイ文庫の1冊です。

さて、感想ですが、興味深いものでした。と言うか、妙な言い方ですが、ロマンを感じました。これ、明治時代から第二次世界大戦後の数年間までの山岳遭難を扱ったものですが、当時の遭難と現在の遭難の大きな違いは、当時は若者、すなわち、高校生から大学生、社会人に成り立て辺りの遭難がほとんどだったのに比較して、現在は中高年と言うか老人の遭難が大部分であることです。すなわち、当時の遭難は前途有望な若者達が亡くなると言うもの悲しいものでしたが、現在の遭難は、あの「トムラウシ山」の遭難や御嶽山の噴火遭難に代表されるように、定年間近、あるいは、定年後の人生の大部分を過ぎた人達が起こしていると言うことです。ですから、現在の遭難は、まあ、人生を楽しんだ後だからと言う感じがしますが、当時の遭難は、もっと生きていれば、色々なことができたのにと言う残念な気持ちになりますね。

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ラベル:安川茂雄
posted by matsumo at 19:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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