2020年11月20日

情報携帯機器「ヒューレット・パッカード:HP-200LX(2MB)」を復活

2020.11.14(土)現在、小遣い帳として使用している携帯情報機器「ヒューレット・パッカード:HP-200LX(2MB)」ですが、これは、2000. 9. 8に秋葉原の若松通商で税込52,290円で入手したものです。この時に同じ物を2台入手したのですが、その理由はHP-200LXが1999.11. 1に販売中止となり、そろそろ、市中に在庫しているものも無くなるのではと思ったためです。

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それをその15年後の2015. 9. 2(水)より使用し始めたのですが、そのように長い間、押し入れの中に放っておいた理由は、それまでは、ほぼ同じものですが、RAM容量が2倍の「HP-200LX(4MB)」を使用していたからです。それが、満身創痍な状態、上蓋部分の亀裂、上蓋部と本体部の接触不良等で、だましだまし使っている状態で使い続けていたですが、内部のフラットケーブル等の接触不良等も起きてきたことから、ようやく、未使用のものに替えたと言う訳です。なお、2MBのものは、内部の水晶発振子を36KHzのものに交換してクロックアップを行うことにより、2.26倍速化しています。

私は1994.4に「ヒューレット・パッカード:HP-100LX(2MB)」を入手し、毎日、持ち歩いていました。だいたい、3年半位で故障するので、そのたびに新しいのを入手すると言うやり方で、「ヒューレット・パッカード:HP-200LX(2MB)」、「同:HP-200LX(2MB)」、「同:HP-200LX(4MB)」と使い続け、そして、販売中止となったので、死ぬまで使い続けようと言うことで、「同:HP-200LX(2MB)」を2台を予備として入手し、現在はその予備として入手したHP-200LX(2MB)を使っていると言う訳です。

かなり以前と言うか、大昔は泊まり込みの旅行の際は、このHP-100/200LXを持参し、途中途中でメモとして打ち込み、それを列車に乗っている時やホテル等で文章化し、旅行記として、パソコン通信等でUPしていましたが、2005. 2.11(金)に携帯情報端末「シャープ:Zaurus SL-C860」を入手して以来、こちらの方が軽くて小さなことと、mp3等の音楽ファイルやASF等の映像ファイルが再生できるほか、携帯電話経由でインターネットにもアクセスできたことから、旅行の際はこちらを持参するようになりました。しかしながら、2015. 8.23(日)の新潟から帰る列車内で使っている時に、スイッチボタンが中に入り込んでしまい、使えない状態になってしまいました。しかしながら、この時、既にZaurusシリーズは生産終了となっており、中古品の入手は可能でしたが、新品の入手はできない状態だったため、2000. 9. 8に入手した2台の内の残りの1台を旅行専用に使うこととし、中の水晶発振子を36KHzのものに交換、日本語化等を行って使える状態にしました。

この状態でずっと、使っており、毎月末に内蔵電池(単三型ニッケル水素電池)の充電を行っていたのですが、先日、充電するのを忘れてしまい、この機種はCドライブにS-RAMを用いており、電池がないとそこに書かれたものが消えてしまうため、使えない状態になってしまいました。このため、復活させようとしたのですが、この機種はMS-DOS機で、最近はWindows機ばかり使用しているので、MS-DOSの使い方もうろ覚え状態となってしまったので、大変でした。

すなわち、色々と操作を行ったのですが、このHP-200LX(2MB)はそもそも、36KHz水晶発振子に交換したため、そのままの状態だと、画面が二重に見える上、文字もものすごく小さいので、ともかく、画面に表示している文字を判別するのは不可能に近い状態です。このため、36KHzの水晶発振子(2.26倍速)ではなく、31. 67KHzの水晶発振子を入れた2倍速のHP-200LXを押し入れから出して、と言っても、勿論、これは故障したとのことで、リタイアしていたものですが、これだと、表示はまあまあの状態になるので、色々と考えながら操作ができるのです。そして、ようやく、どうにか、うまく行く方法がわかりました。

また、その際、今まで入手してたもの、すなわち、使えない状態になっても、万が一の部品取りとして使用できることから、ずべてを押入れに保管してあったのですが、それを出したのですが、驚いたことに、HP-200LX(4MB)のみ、液晶画面のかなりが黒い楕円形になっていました!

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ううん、HP-200LXは結構、長く作られたので、ロットによって、液晶画面の製造会社等が異なるのでしょうね。ですから、この4MB機の液晶画面の会社の製品が経年変化に弱いと言うことになるのだと思います(なお、これに関してインターネット上で調べたところ、HP200LXだけではなく、HP95LXやHP100LXでも起こっているそうですので、私の推測は間違っていたようです。また、これの自己修理も行われており、それは液晶画面の表面シートを剥がして、その内側にある液体を拭き取った後、新たに偏向シートを張ることなのだそうです)。

と言うことで、使えるようにしたやり方です。

(1)HP-200LXより単三電池2本と薄型リチウム電池「CR2032」、PCカードを取り出して、1時間以上放置する(SRAMに変なものが記憶されていると変な挙動をすることがあるためです)。なお、PCカードには、以前にHP200LXのCドライブよりLXEMM.DAT以外の全てのフォルダとファイルをフォルダ「CCC」に、このような状態になった場合に備えて、コピーしてあります。また、PCカードにはDOSC環境とするためのAUTOEXIT.BATとCONFING.SYSは、フォルダ「CCC」の中のフィルダ「DOSC」に入っています。なお、このPCカードはHP200LXに挿入するとAドライブになります。

(2)HP-200LX(2MB)に入っていたPCカードを再度、HP-200LX(2MB)に挿入し、(1)の単三電池と薄型リチウム電池を入れる。すると、ピッと言う音がして、液晶画面に色々な文字が出てきます。途中、日付や時刻を入力する場面も出てきますが、無視して、リターンキーを何回か押すと、PIM画面になります。ただし、2.26倍速化水晶と入れ替えてあるため、画面が二重になったりしますが、無視します。このPIM画面は米語MS-DOSのPIM画面となる上、日本語表示を行う設定にしてあったものもおかしな感じになっています。

(3)Ctrl+Alt+Delキーを同時に押して再起動させ、すぐに、altキーを押します。すると、画面にどのドライブから起動するかの選択画面が出てくるので、「6(リターンキー)」とします。すると、また、日付等を入れる画面になりますが、それを無視して、リターンキーを2回押します。すると、MS-DOS画面となるので、

A:(リターンキー)
CD \DOSC(リターンキー)

とし、Aドライブにあるディレクトリ「DOSC」には「EMSメモリ」を作成するソフト「EMSINST.EXE」が入っているので、[「EMSINST(リターンキー)」として、EMSINSTを起動します。すると、EMSを作成して良いかを聞いてくるので、「Y(リターンキー)」、EMSを何ページ作るかの画面となるので、「12(リターンキー)」として、EMSを12ページ作成します。これで「LXEMM.DAT(199,608バイト)」ができます。

(4)Ctrl+Alt+Delキーを同時に押して再起動させて、再度、PIM画面とし、「Filer」を起動して、(1)でコピーしたHP-200LX(4MB)のCドライブのファイルを、今度は、HP-200LX(2MB)にコピーします(スペースキーとF2キーを使用)。ただし、Skipするか聴かれた場合は「S」でスキップするこする必要があります。

(5)Ctrl+Alt+Delキーを同時に押して再起動させて、再度、PIM画面とすると、ようやく、HP-200LX(2MB)の日本語化済み画面になります。しかしながら、このままでは、今まのPIM画面と違いますし、表示されていないアイコンもあります。これは、「Filer」では隠しファイルがコピーされていないためです。

(6)このため、今度はPIM画面にはならずに、一旦、DOSC画面になるように、Cドライブにある「AUTOEXIT.BAT」と「CONFING.SYS」をDOSC用のものに書き換える必要があります。それには、PIM画面で、「Filer」を起動し、Aドライブ中のフォルダ「CCC」中のフォルダ「DOSC」中にあるAUTOEXIT.BATとCONFINGSYSをCドライブにコピーします(すなわち、置き換えます)。そして、Ctrl+Alt+Delキーを同時に押して再起動させると、DOSC画面になるので、「Filmtn.exe」を起動し、CドライブのLXEMM.DAT以外のファイルを削除し、その代わりにAドライブ中のフィルダ「CCC」に入っているフォルダとファイルを全てコピーします(万が一、CCC中にLXEMM.DATがある場合は、絶対にこれをコピーしてはダメです)。

(7)これで、Ctrl+Alt+Delキーを同時に押して再起動させてると、今まで使っていた時と同じPIM画面となり、完成です。

と言う訳で、ようやく、使えるようになって良かったです。

<追記>

勿論、今回の旅行でも持参して、途中、途中でメモ書きするのに使っています。

matsumo(http://matsumo.my.coocan.jp
posted by matsumo at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | パソコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする