2020年11月13日

2020年11月13日(金)の「東京国立博物館」の「桃山 天下人の100年」展(後期)

前述のごとく、2020.11.13(金)は上野駅近くの「東京国立博物館」の「桃山 天下人の100年」展を観に行ってきました。この展覧会、前期と後期に分かれており、前回は1ヶ月程前に「前期」を観に行ったのですが、今回はその「後期」です。

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開館の7分程前に着いたのですが、既に70名位の人が並んでいました。そして、定刻の9:30に開門し、列が動き始め、そして、門の所でキップとインターネットで取得した「日時指定券」を係員に見せると共に、 非接触式電子温度計で腕裏の部分の体温を測定、ようやく、表庭に入れます。そして、会場の平成館に向かいます。平成館の中で、係員にキップと日時指定券を見せると、キップには日にちが書かれた判子が押され、日時指定券はQRコードが読み取られ、エスカレーターで2階に行きます。

そして、左側の部屋から観て、その後、右側の部屋を観ます。その後、更に右側の部屋、そして、左側の部屋と観て、これをもう1回繰り返しました。すなわち、前回と同様に、3回、観ました。

さて、感想ですが、前回、すなわち、前期よりかなり展示されている品が劣っている感じがしました。と言うか、前期の展示品は、これが今、描かれたのでは思うほど、保存状態が良いものが多かった上、絵柄も華やかなものが多かったのですが、今回、すなわち、後期のものは前期に比べれば保存状態は劣っており、と言っても、それでも、まあまあの保存状態のものがほとんどでしたが、また、華やかさに欠けるもので、全体の印象としてはボケッとしたものが多いと言ったところでしょうか。

その中では、「洛中洛外図屏風」がまあまあでした。その隣にあった「洛中洛外図屏風(勝興寺本)」も中々でした。この2つを観て、なるほど、当時の宇治平等院や豊国神社、清涼寺等、今でもあるお寺はこう言うものだったのかと思いました。また、大仏があったと言う「方広寺」も描かれていますし。

最も素晴らしかったのは源氏物語の六条御息所の車をどかしている場面を描いた「土佐光茂筆:車争図屏風」です。源氏物語を読んでいると、なるほど、こう言うものなのかとわかりますね。有名な「狩野永徳筆:唐獅子図屏風」や「長谷川等伯:松林図屏風」は並べて展示されていましたが、いずれも私の趣味ではありませんでした。「狩野山雪筆:竹林虎図襖」は竹林は良いのですが、虎の形がちょっとと思いました。後、「関ヶ原合戦図屏風」ですが、当時の武器である槍と弓を持った兵士が多いこと、一方、鉄砲はそれほど数は無いこと、そして、刀を手に持った兵士の中にいないこと、馬に乗っているのは大将格か、ともかく、馬に乗っているのは50名に1人と言ったところでしょうか。ともかく、当時の武器使用の様子がよくわかりますね。

なお、前回はガラスから50cm位の所に床にテープが張られ、これより前に行ってはいけないとのことでしたが、余程、不評だったようで、今回はその大部分は取り払われていました。

と言うことで、前期と後期を比較すると、前期の方が圧倒的に良かった展覧会でした。

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posted by matsumo at 18:21| 東京 ☀| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする