2006. 9. 1(金)、本日は映画サビスデーなので、当然(笑)、会社を休み、「有楽町駅」近くの「銀座テアトルシネマ」にて「狩人と犬、最後の旅」(ニコラス・ヴァニエ監督)を観てきました。本当は「シネスイッチ銀座」にてスカーレット・ヨハンソンの出演作「マッチポイント」を観るつもりで、劇場前に上映開始25分前の10:25に着いたのですが、切符売り場は長蛇の列、そして、係員が「これから切符をお求めの方は立ち見の可能性があります」と連呼しているので、サッサと入るのを諦め、それならば、11:50開始の「
トランスアメリカ」にするか、それとも、11:30開始の「狩人と犬、最後の旅」にするか、考え、結局、予告編で面白そうだった後者にしたと言う訳です。さて、ここは整理券方式ですので、早速、行って整理券をもらい(18番でした)、山野楽器でCDを見てから、戻りました。整理券の番号で10番づつの入場ですから、勿論、もっとも観やすそうな、後の中央の席に座ることができました。観客は座席の8割程の埋まり方しょうか。

さて、感想ですが、傑作です!! もっとも、私が題名から期待していた内容、すなわち、「極北に住んでいる歳とった狩人が最後の長い長い狩猟の旅に出る」と言うものではなく、結婚(同棲?)し、家もある狩人が、数日間の旅を繰り返すものでしたが。考えてみると、原題は「The Last Trapper」、すなわち、「最後の狩人(罠で獲物をとる猟師)」ですから、ここには「旅」なんて言葉は1つも無い訳で、また、狩人も引退するような老人ではなく、40歳台に見えます。要するに、日本題は人を騙して観に越させるためのインチキ言うことになると思います。なお、妻役の女性も原住民あるいはインディアンと言う設定のようで、白人ではありませんので、パスです。
さて、この映画の素晴らしい場面は、やはり、極北カナダの
ロッキー山脈の大自然の風景だと思います。極地ですので、冬場はマイナス40度にもなり、湖も凍ってしまうんですが、冬景色、そして、
オーロラも美しいです。勿論、それ以外の春、夏及び冬の景色も美しいです。そして、そこにいる動物もものすごく間近に撮れており、一体、どうやって撮影したのかと思う程です。また、
オーケストラを主体とした曲も、よくこの映画の景色に非常に合っています。
なお、狩人を演じたノーマン・ウェンターは実在の狩人で、彼が自分を演じています。私はてっきり俳優さんが演技していると思ってうまいなあと思っていましたが、まさか、実在の狩人が自分を演じているとは思いもしませんでした(後で、
パンフレットを見て知りました)。
それにしても、この手の
フランス映画って、以前に「皇帝ペンギン」を観ましたが、あのわざとらしいナレーションに
比較すると、遥かにこちらの方が映像として、映画として優れていると思います。ただし、演技している本人の主張、すなわち、「数が多すぎてしまってバランスを崩してしまう動物たちを自分たちが猟をすることにより、結果的に自然を守っているのだ」と言う主張には疑問を感じました。ただし、それ以前に、大資本により、森の木が刈り取られて丸裸になってしまい、動物たちがいなくなってしまうことの方が大きな問題なのですが。
なお、この映画のエンド・
クレジット、ちょっと変でした。
音楽が終わってからも、1分以上、クレジットが流れ続けました。ううん、予定より、長くなってしまったのでしょうか。
と言うことで、この映画の評価は5段階でAとしたいほど、素晴らしい映画で、皆さんに観てほしいものだと思います。
それにしても、本日は「マッチポイント」を観ることができなくて幸いでした。おかげさまで、このように素晴らしい映画を観ることができたのですから。
matsumo(
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posted by matsumo at 19:13| 東京

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